著者 Nicko van Someren

CTO (最高技術責任者)

ニコはアブソリュートの最高技術責任者として、アブソリュートの製品アーキテクチャとセキュリティ・ロードマップの方向性と戦略的ビジョンを監督しています。20年以上にわたって、先進的なセキュリティ技術を主導、開発、市場投入してきた経験を有しています。アブソリュート入社以前は、金融サービス・テクノロジー企業のnanopay社で最高セキュリティ責任者兼最高情報責任者を務めていました。また、Linux Foundation、Good Technology (現在はBlackBerry傘下)、nCipher (現在はEntrust Datacard傘下) で最高技術責任者を務めたほか、ジュニパーネットワークスでチーフ・セキュリティ・アーキテクトを務めました。また、数多くの新興企業の役員やアドバイザーを務めるほか、コロラド州ボルダーにある Techstars アクセラレーター・プログラムのメンターも務めています。トリニティ・カレッジで博士号を取得し、英国王立工学アカデミーと英国コンピュータ協会からフェローシップを授与されています。

サイバー脅威が深刻化する中で、セキュリティ対策も多様化しています。しかし、新たなセキュリティ対策を適用したことで組織の安全を確保したつもりで、セキュリティ・アプリ同士が衝突して劣化、崩壊し、不健全な状態になっていることもしばしばあります。そこで重要になるのは、セキュリティ・アプリの健全性を自動的に守るレジリエンスです。
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