2022年 12月 28日
5 分読み
SaaS (Software-as-a-Service) サブスクリプションモデルや、どこでも学習・仕事ができる時代が到来した中、外出先でも生産性を維持する必要性が生じています。学校や組織は、ブラウザ上で数回クリックするだけでどこからでもアクセスできるさまざまな Web ツールに投資し、生徒の学習成果や従業員の生産性を維持するユーザーエクスペリエンスを高める機能を獲得しています。平均的な大規模組織では、110種類の Web アプリケーションが展開されています。
Web アプリケーションの導入が進むと、その導入状況を効率的に把握し、年間のライセンス支出に基づく ROI を評価する必要があります。米国の大規模な学区では、Chromebook が選択されており、生徒や教職員は、コンテンツ配信、クイズ、科目別学習補助などの教育ツールや、出席簿や成績表などの教室管理ツールなど、さまざまな Web アプリケーションを利用することが一般的です。エンタープライズでも同様の状況で、組織はビジネスの生産性、コミュニケーション、顧客関係管理、企業資源計画、ソフトウェア開発ツールなどの機能を使用するために Web アプリケーションに投資しています。Web アプリケーションの使用目的が現在のように細分化された環境では、IT チームや意思決定者にとって、それぞれの Web アプリケーションへの投資から価値を得られているかどうかを把握するのが困難な場合があります。
組織や学校は通常、次の会計年度や学校年度の準備のために、半年ごとまたは年ごとに Web サブスクリプションの IT 予算の見直しを行い、ライセンスと支出を最適化する方法を特定することにしています。これは、類似の目的を持つアプリケーションを特定することで重複を削減したり、従業員や生徒の使用パターンに基づいてライセンスを最適化したりすることで実現できます。
Web アプリケーション使用の成果を効果的に達成するために、IT 担当者は契約している Web アプリケーションの使用状況を監視し、これを年間ライセンス費用と比較して、全体的な ROI を評価する必要があります。このプロセスを Web アプリケーションごとに個別に行うことは、時間がかかり、非効率的で、かなりの負担になります。
Absolute Web Subscription Report は、Absolute Web 利用レポート機能を拡張したもので、IT 担当者および意思決定者が Web アプリケーションから得ている価値を統合的かつ効率的に評価する機能を提供します。主な機能は以下のとおりです。
Web Subscription Report は、Absolute Web Usage 機能とともに、Absolute Resilience をご契約のお客様にご利用いただけます。詳しくは、Web Usage and ROI Reporting データシートをご覧ください。
この記事をシェアする