2023年 11月 1日
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今日のハイブリッドワーク環境では、IT 担当者とセキュリティ担当者は、組織のセキュリティ体制を維持するために、エンドユーザーのエクスペリエンスとセキュリティポリシーの実施との間で適切なバランスを取る必要に迫られています。特に、管理者がリモートデバイスの十分な可視性と制御ができない場合には困難を伴います。インストールされたクライアントベースのアプリケーション、あるいは Web アプリケーションのサブスクリプションとして採用されるアプリケーションの数と種類が爆発的に増えていることが、さらなる複雑化を招いています。
Absolute の調査によると、企業や団体のデバイスには、平均して常時 67種類のアプリケーションがインストールされています。複雑な環境の中でエンドユーザーの生産性を保つためには、ビジネスアプリ、生産性アプリ、ファイル共有ツール、コミュニケーションツール、Web 会議ソフト、その他のアプリケーションへのアクセスが中断されないことが重要です。さらに、外部のサイバー脅威から組織のネットワークを保護するために、マルウェア対策、フィッシング対策、暗号化、データ損失防止、VPN アプリなどのセキュリティ・アプリケーションが期待通りに機能していることを確認することも、実務担当者にとって極めて重要です。
なぜエンドポイントアプリケーションがエラーになるのか
エンドポイントでアプリケーションのエラーが発生するのには、様々な理由があります。
その結果、IT チーム、セキュリティチームには、組織全体で使用されているアプリケーションの健全性を正確に監視する手段を必要となります。どのデバイスにどのアプリケーションがインストールされているかを把握ことに加え、アプリケーションが正しく設定され、デバイス上で期待通りに動作しているかどうかの詳細の確認も不可欠です。障害が発生した場合、エンドユーザーの生産性と組織のセキュリティ体制への影響を軽減するために、できるだけ早くアプリケーションを有効な状態に戻すためには、障害の具体的な理由にアクセスしなければなりません。
Absolute Secure Endpoint の新機能「Application Health」を活用すると、多くの組織で頻繁に使用されている 2,000種類を超える Windows および Mac アプリケーションの健全性をモニタリングすることができます。これには、様々なアプリケーションカテゴリーが含まれます。アンチマルウェア、アンチフィッシング、パブリックファイル共有、バックアップ、ブラウザ、ファイアウォール、メッセンジャー、クラウドストレージ、DLP、パッチ管理、VPN、仮想マシン、ヘルスエージェント、リモートデスクトップコントロール、ピアツーピアエージェント、Web 会議などです。「Application Health」は、統合されたレポートとウィジェットを提供し、ユーザーはインストールされているアプリケーションをバージョンごとに監視して、アプリケーションの健全性を評価し、主な障害理由を取得して改善作業を支援することができます。
※日本語製品のUIは日本語で表示されます。
「Application Health」は、インストールされたアプリケーションと、リモート・エンドポイント全体の健全性の追跡を支援します。
「Application Health」は、Absolute Secure Endpoint の Absolute Resilience ライセンスをご契約のお客様にご利用いただけます。お客様は、Absolute Console の「ポリシー」セクションにある「インストール済みアプリケー ション」ポリシーを通じて、この機能を構成し、有効にすることができます。一度有効化されると、アプリケーションの健全性情報が自動的に収集され、コンソールを通じてインタラクティブなレポートやウィジェットとして出力されます。詳細については、アブソリュートまでお問い合わせください。[email protected]
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