欧州大手アナリスト企業 KuppingerCole が、Absolute Software のセキュアアクセス製品を「統合リーダー」と評価

Absolute のユニークなレジリエンスと自己修復機能によって常時接続の ZTNA を実現する方法を理解するために、KuppingerCole のレポートをご参照ください。

今日の「どこでも働ける」環境では、従業員のリモートワーク、パートナーとの接続、セキュリティスキルの不足、深刻化するサイバー脅威などが大きな課題となります。これらを含む様々な要因が衝突して複雑さとリスクが高まる中、組織は、侵害の可能性を低減し、破壊的な攻撃から保護するとともに、パフォーマンスとエンドユーザーエクスペリエンスを向上させるイノベーションを必要としています。

ゼロトラストが示す課題

この問題に対処するための手法として、ますますゼロトラスト (ZT) への注目が高まっています。ZTNA の戦略的アプローチでは、組織のネットワークを防御するために、システムやデータに関わるユーザーやデバイスに許可されるアクセスを、積極的に検証されたものだけに許可することが求められます。ネットワークと情報に対する「常に確認する必要がある」というアプローチは、データが攻撃者から保護され、システムがサイバー関連の破壊にさらされることが少なくなるという実績を見せています。

ゼロトラストは、2010年に Forrester 社のアナリストである John Kindervag 氏によって発表されました。その後、ZT のアプローチをサポートするさまざまなテクノロジーが生み出されてきました。CASB、SASE プラットフォーム、マイクロセグメンテーション、多要素認証ツール、ZTNA ソリューションなど、さまざまなものがあります。

ZTNA が安全性、効率性、パフォーマンス向上をもたらす

上述したテクノロジーの中で、ZTNAは、エンドユーザーがデバイスを活用して、最高レベルのセキュリティ、効率、パフォーマンスでシステムやデータにアクセスすることを可能にするソリューションとして受け入れられつつあります。セキュリティリーダやリスク管理のリーダーが現在直面している課題は、ZTNA が組織に適しているかどうかではなく、増大する需要に対応するための拡張性を備えながら、組織特有の障害を克服するのに役立つ ZTNA ソリューションをどのように選択、展開、管理するかということです。

ZTNA におけるリーダー

欧州に本拠を構え、世界的なアナリスト企業である KuppingerCole 社は、組織が主要な ZTNA サービスを特定することを支援する目的で、「2022 Leadership Compass: Zero Trust Network Access Report」を発表しました。このレポートでは、歴史的な概要と、効果的な ZT および ZTNA が何を実現するのかについての詳細な分析に加え、当社の統合 ZTNA ソリューションである Absolute Software Secure Access 製品ポートフォリオについての客観的で公平なレビューが掲載されています。特許取得済みのPersistence® テクノロジーを搭載したこの製品は、安全なアクセスとエンドユーザー体験の向上を実現するだけでなく、最大限のパフォーマンスを保証するレジリエンスと自己回復力を備え、ダウンタイムの短縮と内部および外部の脅威によるアプリケーションの改ざんや停止といった機会を排除することが可能です。

Absolute の調査によると、クラウドとオンプレミスのどちらのセキュリティ・アプリケーションも、技術的な問題や改ざんによって中断されることがあり、効果的なセキュリティとコンプライアンスのレベルを維持するために必要な性能レベルを大きく下回ることがあります。当社の ZTNA ソリューションに採用されたパーシステンス・テクノロジーにより、業界標準やコンプライアンス標準を大幅に上回るアップタイムを実現し、コストと破壊力の高いセキュリティインシデントやデータ漏洩のリスクを低減することができます。

Absolute のランキング

KuppingerCole は、このレポートで 14社の ZTNA ソリューションプロバイダーをレビューし、機能性、革新性、市場での存在感、財務状況などを総合的に評価して、「総合リーダー (Overall Leader)」の 1社として当社を選びました。

KuppingerCole のアナリストである Alexei Balaganski 氏は、Absolute のセキュリティとパフォーマンスの両機能に注目しました。

• Absolute Secure Access (ZTNA) は、よりインテリジェントな方法で安全なリモートアクセスを提供し、ユーザーとリソースを保護すると同時に、リモートでの作業エクスペリエンスを向上させる。これには、組織境界外の完全な可視化、複数のデータポイントを使用した継続的なリスク評価、アクセスポリシーの強化、および組織リソースへのアクセス制限 (どこでホストされているかは問わない) が必要である
• Absolute Secure Access (ZTNA) は、リモートワーカーやモバイルワーカーのリアルタイムの使用感に関する豊富なインサイト (洞察) を提供し、それを改善するための事前対応と事後対応の両方の方法を提供する。この機能には、ヘルプデスクチームを支援するデバイスとネットワークの診断、組織境界外のネットワーク・パフォーマンス (携帯電話から公衆無線LANまで) に関する豊富な分析、リアルタイムのジオロケーション・ダッシュボード、リモートワーカーが訪問したドメインの評価と分類が含まれる

さらに、Absolute は、セキュリティ、導入、相互運用性で5点満点、機能性と使いやすさで5点満点中4点の評価を得ました。評価された主な特長は以下のとおりです。

• エンドポイントセキュリティとネットワークセキュリティのソリューションスタック間の緊密な統合
• モバイルワーカーとデバイスのために特別に設計、最適化されている
• 多くのデバイスメーカーにファームウェアとして組み込まれている (現在6億台以上のデバイスに搭載されている*)
• ハイブリッド (ZTNA+VPN) シナリオをシームレスにサポート
• エンドポイントで自動化されたポリシー作成と実施により、水平方向の移動制限と脅威防御を実現

Absolute Secure Access ZTNA ソリューションは、総合リーダーに選ばれただけでなく、製品、イノベーション、市場、技術といった4つの追加レポートカテゴリでもリーダーとして評価されています。

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* Absolute Software の内部分析による。レポート等で発行され、公開された値ではない