2024年 04月 17日
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デジタル環境が拡大・進化するにつれ、サイバー脅威や混乱に対する効果的な防御の必要性も高まっています。Absolute Software は、深刻化するサイバー脅威に迅速に対応することで、お客様のデジタル資産を保護するソリューションを提供することに務めています。今日、当社は大きな節目を迎えました。Absolute Software の新しいブランド名、Absolute Security を発表させていただきます。
企業や団体は、グローバルなハイブリッド環境に対応するために、数多くの PC やスマートデバイスを導入しています。これらのデバイスは常に外部からの攻撃にさらされ、ひとたび攻撃を受けると、全社に大きな被害が及ぼされる可能性があります。そのため多くの企業や団体では、これらの攻撃を防御するために、暗号化やアンチマルウェアなど様々なセキュリティ対策を行っていますが、その対策自体が正常に稼働していることを常に監視する必要があります。サイバーレジリエンス (しなやかな回復力) は、従来のサイバーセキュリティよりも大規模かつ重要なパラダイムであり、防御が意図したとおりに機能することを保証し、企業や団体がサイバー攻撃やそれによってもたらされる混乱に的確に対応し、そこから迅速に回復することを支援します。
Absolute は、サイバーセキュリティにおける豊富な経験を持ち、明確なビジョンを提示します。デジタル資産を保護するだけでなく、多様な脅威からしなやかに復活してビジネスの継続性を確保するという、企業や団体のニーズに応えます。Absolute Security という新しいブランド名は、高まるリスクの下におけるハイブリッドな業務環境において、企業や団体のサイバーレジリエンスを確保するという、当社のコミットメントと、当社が提供するユニークな機能を象徴するものです。
Absolute Security の CEO である Christy Wyatt は次のように述べます。「当社は、30年以上にわたって、多くのグローバル企業に対し、悪意のある第三者の攻撃から迅速に回復するためのソリューションを提供してきました。今回発表したブランド名は、グローバル企業や団体が、導入したセキュリティ対策を健全な状態で維持し、有事の際の被害を低減させるソリューションを提供するという、当社のフフォーカスと継続的なコミットメントを強調するものです。」
Absolute Security は、「Absolute Security サイバーレジリエンス・リスク・インデックス 2024」を発表しました。この調査レポートは、サイバーレジリエンスの緊急性と必要性を訴えるものです。調査結果からは、企業や団体が直面する重大なリスクと課題が浮き彫りにされています。急激に進化する AI がもたらす新たな動きとその結果として生じるセキュリティの複雑化に対する備えができていな組織が多く存在すること、主要なセキュリティアプリケーションの障害率、パッチの適用が遅れていることなどが、明らかになっています。
Christy Wyatt はこのレポート結果について、次のように考察しています。「近年、サイバー攻撃のリスクは急激に増しております。攻撃に対する強固な対策を行い、その状態を健全に維持することが非常に重要な課題になっています。そのため、万が一、攻撃を受けセキュリティ対策を突破された場合でも迅速に復旧し、元の健全な状態に戻すという対策が注目されています。企業や団体においては、競争力を維持するために AI をはじめとするイノベーションの導入が急務となっている中、セキュリティ対策に費やされる金額はますます大きくなっていますが、セキュリティ対策自体のセキュリティ対策も同時に検討する必要があります。
Absolute Security は、単なるブランド名ではなく、サイバーレジリエンスにおける当社のリーダーシップを表現するものです。Absolute Security は、お客様が、現在のサイバーセキュリティの複雑な状況を理解し、克服するにあたってのパートナーとして、サイバーレジリエンスへの道を、お客様と共に歩ませていただきたいと考えております。お客様のビジネスを、脅威から防御するだけでなく、有事の際の迅速な事業回復と継続のために、お客様を支援したいと考えています。
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